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突発性難聴について

あっという間に今年もあと2週間足らず。

さまざまな予定が折り重なって、まさに『師走』をご自身で走っていらっしゃる方も多いことでしょう。

 

こんな季節ですから、風邪や転倒事故などには要注意ですね。

でも、思いもかけないことで入院、となってしまった身近な方のおはなしを聞きました。

 

『突発性難聴』。

特に聞こえないわけではないけれど、何か聞こえ方がおかしい、と感じてすぐに

病院へ行かれたそうです。

そうしたら、

「〇〇さん、よく気づきましたね! その通りです。突発性難聴ですね。」

と早期来院を褒められたそう。

 

突発性難聴は、原因は不明で様々な要因によって引き起こされるとされていますが、

治療が遅れると聴力の回復が難しくなるため、症状に気づいた段階で、早めに耳鼻科を受診することが大切

なのだそうです。

 

治療は内服薬あるいは点滴により行なわれ、ほかにも血液の循環をよくする薬や、高圧酸素療法などが

用いられることもあるそうです。

私がお話を聞いた方は、初診の3日後に紹介先の病院へ行った際「即入院してください」と言われたそう。

でも、さすがに何の準備もなかったので、内服で様子を見ることになり

回復しなければ入院ということになったそうです。

そして、入院。

 

普段から色々な検査を怠らず、健康に留意している方だったので、

他人事とは思えませんでした。

 

突発性難聴の治療は、発症から1週間以内に治療を開始するのがベストとのこと。

年が明けてから、などと先延ばしにしてはいけない症状には気を付けたいものです。