爽やかな5月の風を感じる月末です。
考えれば、いつもなら今日あたりは小学校の運動会だったのではないでしょうか。
例年なら、そろそろ開会式の挨拶が、換気中の網戸から聞こえてくるのですが
今年の静けさにあらためてハッとしました。
こどもたちは、まだ学校に行っていないのだと実感した日曜日の朝でした。
さて、暗くなりがちな気持ちを払しょくしてくれるサラリーマン川柳を見つけました。
先日発表された、第一生命保険「サラリーマン川柳コンクール」ベスト10の中のひとつです。
〈ギガバイト 時給いくらか 孫に聞く〉
これを見て、クスっと笑える人、「わかる!」と共感する人、そして「意味がわからん」と思う人、
それぞれがいらっしゃるのだろうな、、と読む側の景色を想像しました。
コロナ警戒で、県をまたぐ移動が制限されるようになってから、
テレビ電話などで、遠い家族や親せきと不自由なく交流ができる人と、
スマホを使っていない人、そしてスマホを使ってはいても、ネット環境が整わないために、
長時間の利用はできない人の間には、ネット格差とも呼べる環境の違いが生じているはずです。
若い家族がいるといない、というあたりでその状況の差が出てくるのでしょうか。
このあたりの溝を埋められる支援の方法を見つけられたらいいのに。
この川柳は、そんな思いを抱くきっかけとなりました。