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納豆の話

 今年は様々なイベントやお祭りが中止になり、季節感を保っていくのが大変な夏となりました。

店頭に並ぶ野菜の顔や値段が、せめてもの季節感でしょうか・・。

 

そんな買い物中に、いつもよりずいぶん納豆が安く販売されていて、まだ冷蔵庫にあるのに思わず手が伸びてしまいました(笑)すると、他の店でも安い。そのこころがわかりました。

7月10日は「納豆の日」だったのです。

 

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、免疫力を高めるとの説も追い風となり、

安くて調理いらずと重宝されているようです。

 

その食べ方にもこだわった、美食で知られた北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)の話をみかけました。

 

 

"まず、何も入れずに箸でよく練る。糸を出せば出すほど、うまくなる。しょうゆを少し落としてさらに練り、糸が合わさってどろどろになってから、からしを加える。”納豆を、深めの鉢に移してかきまぜること305回、さらに醤油を加え119回。計424回まぜることでうま味が増加、ふわふわの泡に包まれた濃厚な味わいの納豆を食する。”

 

のだそうです。

キムチやポン酢と合わせると免疫力が更に高まるとか、

いろいろな食べ方が紹介されています。

 

納豆の日のお陰で、にわか納豆長者になった我が家の冷蔵庫。

今日はどんな食べ方しようかな・・。

 

皆さまも、どうぞ爽やかな週末を!