先日、地域サロン情報誌「ちさろ」編集部に、1本のお電話がありました。
「ちさろを読みたいので、送って欲しい」という要件かなと思って聞いていると、なんと、「2017年にちさろを送ってもらった者だけれど…」とのこと。
「まだ発行しているのですか?」
「はい、なんとか3年目を迎えました」
「それは良かったです。私はちさろを送ってもらって、じっくり読んで、
それで、ようやく今月からサロンをつくることが出来たんですよ」
「ほんとですか!?」
その女性は90代。
札幌から遠く離れた村に住んでいらっしゃいます。
村で初のサロンが出来たとのことで、とても喜ばれているそうです。
「サロンを開こうと思っても、場所が見つからなかったりして、くじけそうになったけれど、ちさろに励まされた」
と話してくれました。
私たちも、90代で新たな一歩を踏み出すお話を伺い、とても励まされました。
何気ない冊子が、そんな風に役に立つこともあるんですね。
いつか、取材に伺いたいね、と話しております。