このところのコロナ感染者数の急増に、心が落ち着かない日々をお過ごしの方が多いと思います。
体温も毎日計って、お友達との会食も控え、インフルエンザの予防接種をして備える…
そんな風に気を使っているのに、出口が見えないコロナ禍では、目に見えない孤立感や不安が少しづつ積もってきてしまいますよね。
ちさろ8号でご紹介した、「はないちもんめ」を使ったカンタン体操のようなリズム運動は
そんな不安感解消に働く「セロトニン」という脳内物質を出すためにも効果的です。
セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」を作るためにも必要なので安眠にも関係しますし、
顔の表情筋や身体の姿勢筋にも作用していて、顔が垂れたり腰が曲がったり、咀嚼力が弱まることも防止すると言われます。多岐にわたって大切そうなこの物質、これを出しやすい体質にする方法は大きく3つ。
1日光を浴びること(室内でも窓際ならOK)
2よく知っている歌を歌うこと(腹式呼吸)
3リズム運動(歩くことも、もちろん入ります)
ですから、好きな歌を大きな声で歌いながら、リズムに合わせて腕ふりやかかとを上げる体操をすることは、セロトニン体質にとても効果的なのです。
歌は「あんたがたどこさ」でなくても、「365歩のマーチ」や「水戸黄門のテーマ」など
身体を動かしやすい歌ならなんでもできます!
セロトニンの分泌量は、常に変化していて、上の3つの習慣を毎日の生活に取り入れると
1週間から数週間で改善が期待できるそうですよ。
最近嚥下力(飲み込む力)が弱ってきたかな、と感じる私も早速部屋のドアを閉めて(笑)
大きな声で歌っています。お喋りが減って、弱っていた喉も開き、元気になってきた気がします。
どうぞお試しください。