今日はエンディングノートのお話です。
終活のはじめとして、認知されている気がしますが、
いやいや、自分しか知らない身のまわりのことをまとめておくのは、
このコロナ禍で、いつ入院する立場になるかわからない全ての人に重要な気がします。
家の中で散在する重要な書類の内容を、まずはひとまとめにしておこうと、
エンディングノートを購入したのはたしか1年以上前だったと思いますが、
書かなくちゃと思いながらも、ページの項目を眺めるだけで、白ページのままでした。
たぶん、「エンディング(終活)ノート」だと思っていたからです。
しかし、コロナ禍でいつ入院となるかわからない、
いつ災害に見舞われるかもわからないこの時代に
誰よりも自分がすぐに確認したい番号や内容などを一覧できるものを、
非常用持ち出しように準備しておかなくては、と思い立ち記入を始めました。
「思い」や「介護・延命治療」など、終活に関わる部分の内容はとばして、
「契約中の保険」や「クレジットカード・ポイントカード」
「これまで住んできた家の住所」など、誰よりも自分自身がわからなくなりそうな情報を書くために
ためていた書類の整理も進みます。
しかし、実際に記入を始めてみると、自分が持っている重要情報は、
思っている以上にたくさんありました。
書店へ数回足を運び、数あるノートを見比べて
自分が必要な項目にもっともフィットしたノートを選んだはずなのに、
記入欄が足りません。
記入欄が残り少なくなってから、慌ててコピーをし、つぎはぎでページを増幅した私。
まだこれからノートを書き始めようという方は、
ぜひ、空欄のうちに、各ページのコピーを1枚取っておくことをおススメします!
ノートには、親族表や大切な人の命日、を書くページもあり、
意外にも自らの備忘録として、役立つ活動だと実感しました。
また、自分の暮らしをミニマイズしていく方向を見渡すツールとしても
役立つと思いました。
終活の入り口というよりは、自分の生活の充実・安心のための
物の整理もきっとはかどる、エンディングノート活動を今、いかがですか。
次号の「ちさろ」でも、エンディングノートについて、取り上げていく予定です。