普段、身体が病気知らずだったり、
お薬を大病院でもらっていたりすることで、かかりつけ医院での接種ができず、
ネット環境も無い高齢者の方には、大規模会場での予約をしたくとも、電話が通じないままで、
今に至っていらっしゃるかたが少なからずいらっしゃるようです。
そんな人々のフォローはどうするのか、という問題意識をよそに、
昨日は朝9時より、64才以下の優先接種対象者の申しこみが始まりました。
たまたま該当することになり、
ネット予約サイトを開いてみたのが9時20分ごろだったでしょうか。
ネットができる環境があっても、予約確保はかなり大変なことを知りました。
まず、個人医院はファイザー社製を扱うため、現在入荷の目途が立つまでは全く接種予約の見通しは立たない、ということを確認。
開かれている道はモデルナ接種の大規模会場と各区民センターです。
区民センターは開催日が土日のみですが、近くて断然行きやすいので選んでみると、
すべての予約枠が埋まっていました。他の区も見てみましたが同じです。
次に、コンベンションセンターとつどーむの状況を見ると、
7月末の3日間のみ、何とか空いていたので、ここに予約。
「それで…?モデルナは4週間後…と。」
次の予約日を計算・予定を確認して希望日を決め、8月の予約ページを開くと、
もう全日埋まっています。9月も全日埋まっています!
まだ9時台。
2回目の接種の目途が立たないのに1回目を打ってしまってよいのかどうか、判断に迷い
お問合せセンターに電話してみました。
この電話はラッキーにもすぐに繋がりました。
状況をお話しすると、
担当の方も、「大規模接種会場はかなりの数が予約できるので、そんなことは無いと思いますが…」
とあまりに早い予約満席の状況は想定外の様子で、信じられないという声で対応を困っていました。
(問い合わせセンターは、予約センターではないので、予約状況を見ることができないのだそうです。)
その場でできることとして、次の予約開始日を教えてくれました。
7月28日か8月4日のいずれかで、まだ未確定とのことです。
「それを待って2回目の予約にトライしてみるということぐらいしかこちらではお伝え出来ません。
あとは予約センターに聞いてみてください、、でもたぶん暫くは繋がりにくいと予想されます。」と。
各区民センターの会場では、1回目の予約が2回目の予約とセットになっていて、
自分で選べないかわりに2回目の予約が保障されています。
すべての会場でこのシステムにすればよいのではないかと思いました。
以上、今回自分で予約を経験してみて、
この件に関しては、ネット環境が無いことによる無力感は、あまりお感じになる必要は無いように思いました。
この際、まだ予約が取れない、と焦るよりも、
そんなに急いで接種しようとしなくても、大丈夫。
と、普通に予約が取れるようになるまで気長に待っている方がずっと、楽かもしれないな~と
感じています。