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ヨーグルト、温めますか

時々お話の機会があるご近所様に、不意に尋ねられました。

「ヨーグルト、朝食べる時冷たいんだよね。あたためてもいいのかな?」と。

 

試したことも思いついたこともなかったアイディアでした。

 

「あたため過ぎたらきっと乳酸菌が死んでしまうし、人肌くらいに温めても酸っぱくなるのではないでしょうかね~」

とお返しするのが精いっぱいで、調べておきますね~、と帰ってきたのですが、

 

なんと、温めたヨーグルトは腸活に効果的なのだということが判明!

ヨーグルトを作ったことがある人は、わかると思いますが、だいたい人の体温ぐらいで菌が活性化しますよね。

なので、冷えたヨーグルトを食べても、腸に届くころには体温に温められて効果は期待できるのですが、

もともと低体温だったり、腸が冷えている人はヨーグルトの効果を感じにくい人も多いのだとか。

 

高齢になるにつれ、体温が低く、寒いな~と感じやすくなっている方が

ヨーグルトを温めてから食べる、というのはとても理にかなった発想でした。

流行りすたりというよりも、体が欲して‟温めたい”、と考える頭の柔らかさに感心しました。


 

温め方はヨーグルト100gに対して600Wの電子レンジで30~40秒が目安のようです。

60℃を超えてしまうと乳酸菌が死滅してしまうので、温めすぎには注意してください。

 

また、温める時間が無い、という人は、温かい飲み物やお味噌汁、スープに混ぜるという方法もあるようです。

 

「ホットヨーグルトココア」なんていうレシピもありました。

   ヨーグルト100gを温めてから、ココア小さじ1とはちみつを入れてよ~く混ぜる♪

 

秋の入り口、よろしければ夜な夜なお試しくださいませ。