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何か良い橋渡しができないかな

皆さまいかがお過ごしですか?

 

さまざまな福祉活動や自助団体の活動が広がり、

一世代前と比べると、すべての人が社会においてきぼりにされないようなサービスが整ってきたように感じていますが、最近まだ手の届いていない分野を見つけました。

 

絶版になった本やCDを入手したい時です。

ネットを普段から利用している人なら、そういったものを探し当てるサイトに気軽にアクセスして探すこともできるでしょう。でも、ネットから孤立している世代の方の方が、そうしたものを手に入れたいと思うことが多いにも関わらず、購入そのものの手段が絶たれています。

(昔なら古本屋さん等に頼めばよかったのかな。)

 

不用品を代行出品するサービスはありますが、欲しいものを代行で買ってくれるというのもあるのでしょうか?クリスティーズのような、超破格値を競うオークションの代行購入ならまだしも、1枚200円ぐらいになっているような品物を代行購入しても、手数料も知れているのでビジネスとしては成り立たないのではないかと想像します。

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たとえば、昔買ったCD全集の一部が欠けていて、それを聞きたいのだけど…、という時。

 

現実的には、個人的に何かの支援で繋がっている若い人に頼んでネットで探してもらい、

あったら代わりに買っておいてもらう様頼む、ということになるのでしょう。

 

でも、上記のようなことは領収書や金銭のやりとりが明確にしにくいので、

本当に個人的なこととして、トラブルのリスクも負ってくれるような支援者が現れなければ期待できませんよね。

団体で支援サービスをしているところでは、現状ではできないことだと思います。

 

「ないかなぁ」と尋ねられて、チャッと調べると、持っている人が売りに出している…。

でも代わりに自分の口座で立て替えて買い、送られてきた物が不良品だった時の責任まで負うことまでを想像すると、簡単なのに、むずかしいことです。お掃除や除雪、家事支援などといった最低限の生活に必要な支援ではないかもしれないけれど、心の充足に必要なものを、環境を整えることをお手伝いできるような支援方法があったらいいのになぁ、とふと思うこの頃でした。