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地域支えあい事業の厳しい状況について

今日は、札幌市社会福祉協議会が行っている事業、

「地域ささえ合い有償ボランティア事業『ほっ・とプラザ』」の存続の危機感を感じる話を耳にしたことを綴ります。

 

高齢者・産前産後の妊婦さん・障がい者の方々を利用者の対象とし、地域支援に意欲がある活動会員が、相互扶助の精神に基づいた(一般の支援サービスに比べて)低廉な料金でサービスを提供しています。

社協という組織の特性を生かし、札幌市全体を事業の範囲としていることと、、住民組織や他のボランティア団体・医療関係とのネットワークを生かした調整を、早くできる、というところを特徴としています。

 

しかし、この「低廉な料金」の維持が、危機に陥っています。

具体的には、予算の都合上、3年前に30分500円(活動費400円+事務連絡費100円)という値上げを余儀なくされましたが、

このほど、人件費の縮小等を積算した事業の縮小を提示したことが影響し、札幌市からの助成金も大きく減額されらしく、

事業存続のために、再び利用料金と年会費の値上げが予定されているとのこと。

 

具体的には30分は600円(活動費450円+事務連絡費150円)となるそうです。

 

一般のサービスに比べると、これでも安いという声もありますが、生活ギリギリで生活している利用会員のことを考えると

事業存続のための増額分を、殆ど利用者自身の負担にするというのは、経済的に余裕がある利用者が残り、

困っている方から順に利用できなくなるという、状態にしてしまうことになるのでは、と危機感を感じました。

 

この場をお借りして、お心のある方のご寄付を呼びかけさせていただきます!

目立ちませんが、札幌市社会福祉協議会では寄付も募っています。

 

「札幌市社会福祉協議会」のホームページから→上部のタグで「寄付(遺贈)・会員」を選び、

 

→「寄付のお願い」をクリックすると、「寄付申込書」がダウンロードできます。

「寄付申込書」は社会福祉協議会全体への形ですが、2)のところで「指定寄付」を選んでいただき、

 

「ほっ・とプラザ」と記入していただくと、直接の支援につながります。

ご関心をお寄せいただけましたら、ぜひ、周りの方々にもこの状況をお話いただき、

なんとか、必要な方々への手が途切れないよう、(或いは利用しづらくならないよう)

お力添えいただければ幸いでございます。