この時期、年賀状をやり取りしている方から喪中欠礼のお葉書をいただきます。
自分の知人・友人本人の「ご家族」が亡くなったというお知らせが殆どの中、
今年は、自分の友人当人が亡くなっていて、私のことは知らなかったであろうご家族からのお知らせもありました。昨年の年賀状には、変わった様子もなく、元気で過ごしているようだったので、その4か月後の他界は想像だにしていなかったし、お互い遠い地方に住んでいたということもあり、新聞等で知ることもなく、喪中はがきをお送りくださったご主人様のご配慮がなければ、知ることのできなったお別れでした。
このようなことがあって、ふと、自分の交友関係について、
残された人がすぐわかるようにしておくことも
自分の友人に対しての思いやりだと、感じました。
高齢者でも現役で活躍する方が多い昨今、皆忙しくて、
家族間でも、共通の友人でないまでも付き合いが続いている友人について、
話すまでの時間のゆとりがあるでしょうか?
もしなかったとしても、エンディングノートを更新しておくことで、
それは伝えられると思います。
一期一会のこの人生で、築いた友人たちとの礼節を、思わぬ形で尽くせなくならないよう、
年賀状の準備の前を、エンディングノートの更新時期としてはどうでしょうか。